新しい年に好きな場所で。
新しい年を迎えて早1週間。
ところでみなさんは、どんな新年を迎えましたか?
お寺に除夜の鐘を打ちに行く人、
年が明けたのと同時に神社に参拝に行く人、
家のこたつでテレビを見る人。
年越しは色々な過ごし方があると思います。
私は、昨年から一軒家に移り住んだこともあり、元日に自分の地区の八幡神社へ参拝に行きました。
元日はお天気も良く、神社に着いた時はちょうど誰もいない中、静かにゆっくりと参拝ができました。
神主さんがいるわけでも、屋台が出ているわけでもなく、お守りだってもちろん売っていません。
でも、私はなんだかこの神社がとても好きです。

この神社の歴史的なお話しをお伝えできれば一番いいのですが、残念ながら詳しいことはあまり知りません。
いつかちゃんと取材をして、お伝えしたいです。
この神社では年に4回お祭りがあります。
3月には祈年祭、7月には夏祭り、11月あたまには秋祭り(少し前までは10月だった)、11月末には新嘗祭。
この中で一番大きな例大祭である秋祭りでは毎年、神輿やだんじり、出店、獅子舞、農村舞台を使用した出し物もあり、神社がとてもにぎやかになります。

なんと、宵宮には大きな花火も打ち上がります。
私は上勝町に来た年からこの秋祭りでお世話になっています。
最初は獅子舞。
次の年には農村舞台復活を飾るため、まさかの初めての漫才。

友人と2人で人生初めての漫才
そして昨年はだんじりに参加させてもらい、農村舞台で行われた紅白歌合戦の司会もやらせていただきました。

東京ではあまり馴染みのないだんじり。
上勝町では各地区の神社でお祭りの時には小太鼓や、大太鼓(大胴)、大堤、小堤、鐘などの打楽器が鳴り響きます。この打楽器たちをだんじりと呼びます。
地区によって子どもたちだけで鳴らしたり、男の人たちで鳴らしたり。
かつて、神社の祭りごとは女人禁制でしたが人口が減少している今、だんじりに女性も参加できるようになりました。
この神社は地元の方々によって守られ、維持されています。
鳥居などにも知っている人の名前が彫ってあったり、神社の総代も知っている人。

お祭りもいつも地元の方々が企画運営しています。
こんなにあたたかく身近に感じる神社もなかなかないなぁ〜と思い、だからこそきっと安心するし私もこの神社を好きになったんだろうなと思います。
もしかしたら私がこの地区に住むことになったのも、この神社に引き寄せられたのかも?!
これからもこの神社を守り、この神社に守られ、暮らしていきたいです。



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