東京に行ってきた。-その目的編-

この度、東京に行ってきました。

「トラのもん」がいることを今回初めて知りました。

この話については少し長くなりそうなので、
今日は何しに東京に行ったのかという部分を中心として前編を書き、
後日、後編として学んだことをまとめたいと思います。

違和感を感じた東京セミナー。

東京に行くことになったきっかけは昨年10月の徳島移住セミナー。
徳島への移住促進を目的として東京で開催されたセミナーで
私は上勝のことやカフェのことについてお話させていただきました。

その時に集まった参加者は20人程。
私が喋ったのはほんの数十分で、他のゲストスピーカーの方々の話と
移住ツアーの案内をあわせて全体としては1時間くらいのセミナー。

 

セミナー終了後。
さぁーーっと去っていく参加者たち。
移住ツアーの説明・参加申し込みブースは残念ながら座る人はおらず。

なんだろう、この悲しさは。

その時、ふと考えました。
都会の、東京の人たちは一体何を求めてここに来てくれていたんだろう、と。
たぶんきっと「何かに出会うこと」を期待していたのかもしれない、と。

何か、とは人とか事とか物とか。
何かしら徳島に行ってみたいと思う「きっかけ」となるもの。

言葉ではうまく言い表せませんが、
徳島のことを知って欲しい、来て欲しいと頑張る人たちと
都会できっかけを探している人たちの間には
熱量や求めるものにギャップがあるように感じました。

もったいない。というのが素直な感想で、
それは徳島の良さを十分にわかってもらえていないことへの残念さだったり、
日曜日の昼間に時間をとって来てくれた参加者の人たちへの申し訳なさだったり。

ずーーっとその違和感だとか、もったいない感覚が残っていて
セミナーが終わってからも考えていた時に気づいたのです。
私たちは都会の人たちのことを、知らなさすぎるのではないかと。

都会の人たちが何にお金・時間・労力を使っているか知りたい。

相手が求めているものを理解しないまま
「ここいいよ!来なよ!来てみなよ!」と言ったところで
「え、大丈夫です。」と冷たい反応が返ってくるのも無理はない。
都会の人たちの立場に立って考えることで
移住とか交流を目的とした時に、やるべき事が見えてくるかもしれない。

そんな考えのもと、東京で暮らす人たちのことをもっと知りたい、知らないといけないです、と相談したのはそのセミナーにも参加してくれた赤木さん。

赤木さん。Googleオフィスにて。今回Googleオフィスにも潜入してきました。その話は次回。

共通の知人を通して当店を訪ねて来てくださったことをきっかけに
その後何度も上勝に足を運んでくれている赤木さん。
バリバリ仕事しながら大学院にも通うスーパーウーマン。眩しすぎる都会女子です。

そんな赤木さんに「都会で暮らす人たちのことをもっと知りたい。」
「東京ツアーしたいなぁ。」とセミナー後に話すと
すぐに「やりましょう!」と言ってくださいました。

赤木さんに提案した今回のツアーのテーマは
「都会の人たちが何にお金・時間・労力を使っているか知りたい」というもの。
さらに、当店で将来的に上勝晩茶を恒常的に飲める「晩茶バー」をやりたいという構想があって、その参考になりそうなお茶屋さんにも今回連れて行ってもらいたいと要望。
はぁ…わがままに言いたい放題です。すみません。。

このテーマに沿って、昨年末からいろいろと調整してくださり
年明け、赤木さんから送られてきたスケジュールは以下の通り。

 かなり綿密に組んでくれたスケジュール。本当にありがとうございますm(_ _)m

わお、盛りだくさん(笑) 保育園の送りとか付いて行っちゃっていいんですか?
というような部分までスケジュールにあって期待は膨らむばかり。

ちょうど赤木さんが共同代表として立ち上げた会社の創業パーティーの話もあり、
その時に上勝の紹介もしませんか?というお話もいただいて
創業パーティーでのプレゼンテーションも決まりました。

ツアー1日目。

ツアー当日。

新虎小屋さんのすぐ近くにそびえ立つ虎ノ門ヒルズ。

4月に開催予定のイベント会場の下見を終え、
創業パーティーの会場となる新虎小屋さんで赤木さんと待ち合わせ。
お昼をいただいた後、早速ツアー開始。

歩いてると徳島の物産を揃えるコンビニを見つけたり

ここからは当店のマスコットキャラクター「たくちゃん」をモデルとした写真でお伝えしていきます。

東京タワーが見えてきて興奮したり

上勝ビールのお店に立ち寄ってみたり(残念ながら閉まってました。)

しゃれおつな文房具屋さんに行ってみたり

日本茶を扱うお店を訪ねたりしました。

創業パーティーのディスプレイ用にお花を買いたかったので
銀座にある、前から行ってみたかった花屋さんへ。

銀座 野の花「司」。

上勝でも手に入る椿やアオモジなどを購入し、パーティーの準備へ。
(お花がどれくらいの価格だろうということも気になっていた私。
いつもなら当店の庭で枝を折って飾る、ただ同然で手に入る椿の枝が
4千円ほどだと聞いた時は心算していたけれど、やっぱり驚かされました。)


会場だった新虎小屋さん。

今回は上勝を紹介するための展示と10分間のプレゼンテーションという内容。
上勝移住冊子やこのクラシカルの記事をパネルにしたものを使って上勝のことをPRできるようディスプレイ。

プレゼンではゼロ・ウィエストやいろどり、お店につてお話しました。

さらに今回は上勝晩茶と特産の柑橘「ゆこう」を使った焼菓子「ゆこうフィナンシェ」も提供させてもらいました。

今回は上勝晩茶の冷茶を繰り返し使えるワイングラス風コップでお出ししました。

特別に作った一口サイズのゆこうフィナンシェ。

実際に上勝の物を食してもらって、見てもらって、感想を聞いて。
人と直接触れ合うって大事ですね。

1日目が終わり。2日目はたくさん動き回りましたよ。
2日目の内容と学んだことについては次回。
今日はここまでです!

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