第23回上勝百年会議:下川町森の生活の代表理事麻生翼さん
昨晩は久しぶりの上勝百年会議でした。
「上勝百年会議」とは、上勝の次の100年を創るために、今どんなことが私達にできるのか、ゲストを招いてお話を聞きながらみんなで未来を描くプラットフォームです。ポールスターができた2012年から初めて、今回で23回目となりました。

今回のゲストは、SDGs未来都市として日本のトップランナーでもある北海道は下川町において、森林を活かした環境教育事業を基盤に、まちづくりという文脈でも下川町における移住者の増加、起業家育成にも携わるNPO法人森の生活の代表理事である麻生翼さん。町内外から20名程度が参加してくれました。

まずは下川町、麻生さんの活動事例を聞いた上で、下川の現状と上勝の現状を交えた意見交換の場をファシリテイトさせていただきましたが、

・事例紹介ででてきたあそビバマップを上勝町版を創ろう!
https://ameblo.jp/harukoro-kikaku/entry-12461695755.html

後日麻生さんが実物のマップを送ってくれました!
・森ジャムが素敵!上勝でも森視点のお洒落イベント作れないかな?
https://morijam.com/
・SDGs推進員が現在取り組む町のビジョンも文言を創るだけでなく、そのビジョンから導き出した遠い未来の一歩目を、町の人と一緒に体感できるようなプロトタイピングをしたいな!
などという話がでてきました。人口1500人しかいない町ですが、上勝をこれまで引っ張って来てくださった先輩方、ずっと森林づくりにとりくんできている方、様々な事業に取り組む方、自治体職員、上勝を支えるスーパーアルバイター、子育て層(withちびちゃん2人)、上勝町に何かを期待して町外からも顔を出してくださる方々、いろんな立場の人が混ざりあい、自分ごととして話を聞くからこそ次のアイディアが生まれ、勝手にそこで何かが始まる上勝町。少しずつですが今は徳島大学のコーディネーターとして他の地域の活動にも関わらせてもらっていますが、本当にこれこそ上勝町の魅力だなと思います。これってふつうのコトじゃ全然ない。
とは言え、上勝百年会議も結局お話を聞いて満足してアイディエーションだけで終わってしまうセミナーという文脈から抜け出られていないのも事実。こういったアイディアをサポートして実現していくプラットフォームとして成長させていかなければと強く感じた夜でした。



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