毎年恒例。私の好きな季節。

梅雨が明けません。
7月ももうすぐ終わるというのに全然梅雨が明けません。
早くカラッと晴れた夏の日が来るといいのにー!
本日のクラシカルは夏が待ち遠しいyukiがお送りします。

梅雨が明けていなくても、今年もやってきました!
上勝名物!茶摘みの季節です!
上勝町の晩茶に関しては昨年もクラシカルで書かせていただきました。
ぜひ、ご覧ください。

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今年も6月末から少しづつ茶摘みが始まりました。
町内ではどこも茶摘み、茶摘み。
私も昨年ほどではないですが、茶摘みに行かせていただいています。
茶摘みは雨だろうが、風が吹こうが行います。
今年は梅雨明けが遅いのでカッパは必須。この時期にこんなに雨ばかりで涼しい茶摘みもなかなか珍しいと思います。


みんな色とりどりのカッパを着て茶摘み。これは茶摘み終わりにどろどろになった私のお尻を
洗ってもらっているところです笑

私は毎年この時期に晩茶のお話を書かせていただいていますが、個人的には茶摘みって好きなんです。
でも、町内の人は茶摘みが嫌という人もたくさんいます。
ひたすら枝から葉っぱをしごきとる作業は、淡々と同じことを続けるので忍耐力が必要です。特に男性は苦手な人が多いみたいです。

今回は私がなぜ茶摘みが好きなのか、茶摘みの楽しさをお伝えしようと思います。


いろんな人とワイワイできる


茶摘みはなんせたくさんの葉っぱを摘み取らないといけないので、大勢で作業を行う農家さんが多いです。
茶摘みの特徴の1つでもあるのですが、淡々と茶葉をしごき取りながらみんなしゃべるしゃべる。手もよく動かすけど、口も手に負けずに動いています。
1年の中でも一番噂が広まりやすく、情報が集約しやすいのがこの茶摘み時期です。
茶摘みでしか会わない人もいるので、この時期に「あ、あの人に会える〜」なんて楽しみもあります。
老若男女、町内外の人、海外の人などなど、行く農家さんによって本当に様々な人に会えるのでこれは茶摘みならではの楽しさだと思います。


こんなに大人数で摘むところも


ゲーム感覚で楽しめる


晩茶農家さんのところに茶摘みに行かせてもらうときの報酬は、日当か計り摘みかの2種類あります。
日当はだいたい一律で決まった金額をいただきます。
計り摘みというのは、1日に茶葉を何キロ摘めたかによってお金をいただくという方式です。
この場合、だいたい茶葉1kgに対して400円(高いところでは500円ほどのところも)なので、10kg摘んだら4000円という感じです。
初めての人はこのパターンが多く、農家さんによっては全員計り摘みというところもあります。
こうなると、いかにたくさん摘めるか自分に挑戦してみたくなりますよね。
そのためにどうやったら茶葉を多く且つ早く摘めるのか研究してみたり。
ちょっとゲームというかスポーツというかそんな感覚で楽しめるのも楽しさの1つ。

 

伝統あるお茶の製造に関われる


やっぱり1番の楽しさというか良さは、これだと思います。
昔から上勝町に代々伝わる晩茶。そんな伝統あるものに関われるのって普通は特定の人だけですよね。でも晩茶は誰でも気軽に関われるんです。茶摘みだけでなく、茶擦り、天日干し、選別などをアルバイトで一般の方にお願いしている農家さんも少なくありません。そして自分が携わった晩茶を飲むことができる。暑い暑い時期にがんばってお茶を摘んで出来あがったものをいただけるのも、茶摘みの醍醐味です。

と、まぁ私はこの時期にしか行われない茶摘みを楽しんでいるのですが、それが楽しいかどうかは人ぞれぞれです。
やはり楽なものではないですからね。

みなさんも上勝の阿波晩茶を見かけたらぜひお試しください。
さて、まだまだ茶摘みシーズンは続きます。

そして、そして最後にお知らせです!
なんと上勝町では今、この晩茶に携わることができる協力隊を大募集中です!
なかなかないチャンス!ぜひ、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
詳細は以下よりご覧下さい。

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