物事を多面的に見るという面白さ。

ヤッホーヤッホー。てるみです。
今日は最近ちょっと考えていることを備忘録的にこのクラシカルに書いておこうと思います。

物事を多面的に見るって面白い。

今年の初めくらいから「多面性」というのがマイブームです。
6月から始めさせてもらっているLacycle mallさんでの連載コラムのタイトルを「今日はどこから見てみましょうか。」とするほどハマってます。

ラクシルモールさんでの連載コラムは毎月第3金曜日更新です。よかったら読んでみてくださいね。

ある一つのテーマや物、事について「自分はこう思う。こんな風に見えている。」と思っていても、他者と話をすると全く違う観点で見ていることに気づきます。その違いや共通点を知ることは、「ある一つのテーマや物、事」について新しい発見があると同時に、より深く知れるきっかけにもなる。落ち込んでいることがあっても、他者の捉え方を借りれば、自分の心が軽くなることもあるから不思議です。

当たり前のことのようで、結構気をつけて見ないと見えてこない世界がある。
そんな魅力に惹かれています。

ゼロ・ウェイストの多面性とは。

その中でも特に興味深いのがゼロ・ウェイストの多面性について考えることです。
上勝町においてゼロ・ウェイストという言葉から思い浮かぶのは、ごみの45分別とかリサイクル率80%とか廃棄物に関することがあがってくるのではないでしょうか。

しかしながら、最近町内の何名かで開催したミーティングでは、上勝晩茶や田畑の保全などもゼロ・ウェイストの要素としてあげられました。

イメージできるでしょうか?ゼロ・ウェイストと聞いて田畑の保全の繋がりが。
「ゼロ・ウェイスト」という言葉で世間に伝わっている上勝は表層的な部分なことが多く、奥底を掘り下げていくとこの町の文化や習慣、自然環境、経済、人の考え方などが土台としてあるということが、話し合いから少しずつ見えてきました。

ここから見出したいのは、上勝町のゼロ・ウェイストの定義です。
いろんな解釈があることは良いし、それぞれあっていい。が、私たちが大事にしているものは何かを炙り出したいと思っています。
文字で書くとよくわからないかもなので、今みんなでこれを可視化できるよう、町内のデザイナーさんに協力してもらいながらイラストマップ?的なものを作ろうとしています。お楽しみに!

で、私は個人的にこの重なりをイメージできるよう頑張ってみた結果、カフェで片付けをしていた時のお椀が一番イメージに近いものでありました。

これはお椀を真上から見た写真です。ここで得られる情報は丸い形、黒、お椀というものでしょうか。お椀と言わなければ、球に見えるひともいるかも?
ですがこれだけでは、この下に「いくつのお椀が重なっているか。」は見えません。

実際はこちら。

4つのお椀が重なっています。でもこれは、横から見ないとわかりませんよね。
これがいろんな角度から見る面白さの例えだと思ってもらえて共有できると嬉しいです。

で、これを例えば、上勝のゼロ・ウェイストの重なりの合わせて見ると…。

例はまだまだ考えないといけないんですが、とりあえず入れてみました^^;
それぞれの層で見えてくるものが違うし、私が、あなたがどこまで知りたいかによって触れられる層が変わってきます。こうやって見ると、ゼロ・ウェイストの解釈が廃棄物だけではなく、様々な要素が絡んでいることがわかりやすくなったり、他の人の観点が混ざる楽しさが膨らんでいきます。

こうやって考えて、見る、ことを上勝町を訪れる人たちと一緒にWS的にやれたら面白いな。
そんな妄想を膨らませつつ、備忘録として綴らせてもらいました!

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