移住とは…。
2月になりました。
本日は立春ですが、まだまだ寒い日が続き、週末はまたもや降雪や水道の凍結の恐れもあるとのことです。
もうそろそろ寒いのやだなぁ~。
早く春が来ないかなぁ~。
先日、とくしま移住コーディネーター候補者研修会というものを受講してきました。
いわゆる徳島県に移住したいという人の受け入れ業務をしたり、移住後のサポートをしたりとそういう役割を担う人を育てようという研修会ですね。

これね、今回の研修会のチラシなんですけど、よく見てください。
私が写っています。(右の犬を抱いているのが私です。ちなみに左の写真も友人です)
今回のこのチラシ、県の担当の方は何も思わずに作成したんでしょうが、私はもはやここの会社の人間ではないし、そもそもなんの確認もなく勝手に写真使われてるし、この載せ方だと隣に立っている仁木さん((株)上勝開拓団代表)とどういう関係かわからんし…とツッコミどころ満載ですが、研修会の時は黙っておきました。
移住と引越しの違いとは
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私ってちょっとひねくれてるんです。(ちょっとじゃないかも)
そのためか、こっちに移住して3年くらいかな?の時に「自分は移住者です」とか、何かに書くときも「移住」っていうのが嫌で、(移住者ってなにかとひとくくりにされたり、移住者ってだけで取材されたりそんなのが嫌だったんだと思います)一時期「徳島に引っ越してきました」とか言ってました。
その時は「移住も引越しも変わんないじゃん」って思ってそう言ってました。
それから数年が経ち、最近は特に何も気にしていなかったのですが、今回の研修会でこの違いを明らかにしてくれて、なるほど~と思いました。
移住と引越しの違いは、「移住」は暮らしを変えること、「引越し」は仕事のために引っ越すことの違いなんだそうです。
移住=暮らし>仕事 引越し=仕事>暮らし
のような関係ですね。
そこで一瞬私は「おっ?やっぱり私は引越しなんじゃないか?」と思いました。
私は上のチラシにも写っている仁木さんが会社を立ち上げたということで、そこで働くために上勝町にきました。だから仕事のために引っ越したっていうことじゃないか。と。
でも違うんですよね。
いわゆる引越しは働いていた別の支社に転勤になったとか、最近よくあるのは会社のサテライトオフィスが地方にできたからそこで働くために引っ越すとか。
引越しとはそういうもんなんですよね。
私は確かに仁木さんの会社に興味を持って上勝町に来ることになりましたが、その時の気持ちとしては上勝町で暮らしてみたいというのが大きかったと思います。
だから私は移住者なんだと認めることにしました。(ようやく)

ようやく移住者だと認めた私は先日またもや新聞に載せていただきました。
地元を理解していないとできないということ
今回の研修で、移住者を受け入れる立場として大事なこととかの話ももちろんありました。
今まで私は移住希望者を受け入れるなどといった役割はしたことがないので、知りませんでしたが、移住コーディネーターは地元の人たちが求めている人材や地元の課題を理解した上でその課題解決ができるであろう人など地元が必要とするような人を受け入れるべきなんだそうです。
誰でも彼でも移住してきてどうぞどうぞっていうのは危ないんだそうです。まぁ普通に考えればその通りなんですが、私はてっきり移住したいですーっていう人は誰でも受け入れてるんだと思っていました。
だからその地元の求めている人材でなかったり、地元の課題解決につながるような人でない場合は受け入れを断ってもいいんだそうです。(やんわりとね)
それが今回の研修の一番の驚きでした。
断っていいんだ!と。
あ、このままでは語弊がありますが、ただ「はい、あなたこの町に合わないからだめー」「あなたはこの町で求められてるような人じゃないからだめー」と断ってしまうのではなく、あくまでも移住したいという方がなんで移住したいのか、移住して何をしたいのかということをしっかり聞いた上で、でも地元側の人間としての判断が必要なんだそうです。
移住コーディネーターってもっと簡単にできるものかと軽く考えていましたが、移住コーディネーターが移住者と地元の人との繋ぎ役であり、移住したいという人のフィルタリングをする役目もあるということを聞き、とても重要な仕事なんだということがわかりました。
なにより本当にこの町のことを理解し、この町の課題やこの町で必要なものなどがわかっていないとできないんだなと思いました。
これはこれから先、移住コーディネーターになってもならなくても必要なことだと思いました。
なんだか子どもの感想文みたいになってしまいましたが…。
上勝町にもいる移住コーディネーターに改めて尊敬の眼差しになりそうです。(ちーちゃん、プレッシャーじゃないよ笑)
あ、上勝町に移住したいという人は移住希望者向けのポータルサイトもありますので、ぜひご覧くださーい。




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