新年早々、ごみ処理場の見学に出かけました。

2024年でございます。

1月1日に起こった能登半島地震。
四国の山奥で暮らす私たちにとっても、とても衝撃的な出来事でした。
このたびの災害に際し、被災された皆さまに心よりお見舞い申しあげます。

災害時に自分にできる最大限のことをやろうと思いますが、
メディアを通して伝えられる現地の状況を見て、自分ができることの少なさに悲しくなる時があります。
それでも…と、遠くからですが、被災地の一日も早い復興をお祈り申しあげます。

上勝から出るごみはどこに行くのか?

決まっていることだけをやるだけでも、毎日が過ぎていきますが
ちょっと立ち止まって、いろんなことを改めて考えてみることも
必要だと思うのです。

というわけで、何年かぶりに徳島県内のごみの廃棄物処理場等をめぐる
ツアーを、ゼロ・ウェイスト推進協議会事務局として企画開催しました。

上勝町内の方々に行きたい人!と公募したところ、なんと定員を越す人数の申し込みが!総勢23名、バスの補助席も使いながらの移動です。

埋め立て処分場である徳島県環境整備公社東部処分場の見学や


金属、タイヤを引き取ってもらっている三木資源株式会社


旭鉱石株式会社(プラスチック他)

この3箇所を1日で回る弾丸ツアーでした。

私は5年ほど前に伺ったことがあるのですが、改めて訪問すると埋立地の残余年数の問題や上勝で細かく分別している意味を問い直す機会となりました。

それよりも、、と言ってはなんですが、私が興味があったのは今回の参加者について。
町内LINEや広報誌での呼びかけなどにより、平日にも関わらず20名を超える人たちが
どういう理由でこのツアーに参加したのかが気になっていました。

訪問後に参加者の方々にお願いしたアンケートを見ると

「プラゴミの処理方法や処理精度が気になったから」
「自身ももっと上勝町のゴミについて勉強したいし、知らないといけないと思った」
「廃棄物処理に興味をもてるきっかけになればと思ったから」

という理由を挙げていらっしゃる方がいました。
上勝町で暮らす上でどうしても関わることになるごみの分別。
分別して以降の先を知りたいと思っている方々がいて、こういった機会に積極的に参加して下さったことは、なんだか私は嬉しかったんですよね。

昨年末から、ゼロ・ウェイスト勉強会なるものを開催していますが
そこにも毎回いろんな方が来てくださいます。会によっては10名程度の時もありますし、20名を数える会もあります。

ゼロ・ウェイスト、というか、生活する上で気になっている、ごみにまつわることを話したい・聞きたいと思ったときに、アクセスできる人、機会があって、答えはないのかもしれないけど、同じ時間と空間の中で考えることができるのって、なんだか、私は嬉しいんですよね。

ちょっと気持ち悪い感じになってきましたね。今日はこの辺で。


そういえば、今年は久しぶりに上勝新年会を開催しました。子どもたちも入れると、総勢40名ほど。

私はちょっとひねくれていて、大人数の集まりは苦手なんですけど、
こういう会を作ること自体は楽しいと思えるんです。
参加してくれる人が、なんかわかんないけど、とりあえず行ってみよっかな?って思ってくれて同じ町内で暮らしているけど、普段関わることがない人と一緒にご飯食べて。
なんかそういうの、面白いんですよね。

やっぱり気持ち悪い感じだ。もう終わります。
今年も上勝クラシカル、どうぞよろしくお願い致します!

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