息子の抱負:来年もがんばるゾっ!-秋から冬へのうつろいについて-

白髪が増えた東です。順調に年を重ねているようです。

乾燥に悩む季節が今年も到来しております。今日は11月30日。もう明日から12月だなんて信じられねー。(毎年言っているよ、この言葉。)
もう年末だよ。そりゃ寒いよね。ちょっと前まで、秋を感じるなーと思ってたのに…。
という、信じられない勢いで季節が変わってますよという報告を今日はしたいと思います。

自然の移り変わり

10月下旬、朝散歩中に見つけた赤い爆弾のような玉。表現は荒々しいけど、実物はとてもかわいいツル。なんだこれ。
「サネカズラ」というもので、ツルの絡まる様子から、和歌では「逢う」や「来る」の枕詞として使われるそうです。別名は「ビナンカズラ(美男葛)」。粘った樹液を水で溶いて、びんつけ油、つまり現代のヘアワックス的な役割のものとして使ったことから、そういった名前もついたのだとか。秋だねぇ。(そうなの?)


11月21日に撮影した、上勝小学校前の銀杏の木。その時はまだ緑色の葉っぱが多かったのですが…。


11月30日撮影。きれいに色づき、風に吹かれて落ち葉を散らしていました。定点的に観察すると、四季は特に移ろっているのがよくわかりますね。

行事ごとの移り変わり

10月から11月にかけては、上勝町内いたるところで「稲刈りして、お祭りもせなあかんけん、せわしい(忙しい)わー。」という会話がいろんな所で聞かれました。地元太鼓保存会の皆様方に教えてもらいながら、うちの息子も秋祭りのお囃子の演奏に加えてもらい(町内では太鼓や笛、鐘などを演奏すること自体を「だんじり」と呼んでいると思いますが)、今年は鐘を担当させてもらいました。

私も小学校の時には大人に習い、お祭り本番までの2週間くらいまでは毎晩、演奏の練習をしていました。大太鼓のリズムに合わせて、ゆっくり叩いたりすごく早くなったりして、全体で合わせていく。息子も最初は全く叩けなかったのですが、本番になるとなんとか叩けるくらいまでに…!

藤川地区の拍子譜面。これを暗記して本番は掛け声をかけながら臨みます。

本日に力尽きるまで叩いている姿が印象的でした(笑 かわいい。

秋祭りから1ヶ月ちょっと経った今でも、息子は毎日のように拍子を口ずさんでいます。すごく楽しかったみたい。鐘を叩く名人がいて、その人たちと叩くのもおもしろかったから、来年も鐘をやりたいと言っています。いろんな世代で共通して何かが一緒にできるお祭り、やっぱりすごいなぁ。

昨日、今日は最高気温が12℃前後、最低気温が4℃と、こちらも順調?に冬を迎えつつある上勝。
今年の紅葉は少し遅いとか、あまりきれいに色付かないねーという話をしたり、カフェでは薪ストーブを使い始め、クリスマスのBGMを流しています。

12月7日(土)はいっきゅう茶屋の2階でクリスマスコンサートが開催されたり、市宇という地域では、「収穫祭・餅つき体験交流」と落語家の一席が設けられるようです。その他、12月10日(火)は、スローフードデーにのっとって、町内でアリス・ウォータースさんの映画上映や、町内有志によるイタリアでの国際イベント出店報告会があります。

毎年恒例の上勝小学校の夜間ライトアップも実施されていますよ!

12月末に公開予定の上勝情報ラジオ「いんぐり ちんぐり」のゲストは、今年もペルトナーレの表原シェフをお迎えする予定です。年の瀬感すごいね。皆様お楽しみに!風邪ひかないように気をつけましょうね!(鼻水出てる私が言うのもなんですけど。)

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