一夜限りの寿司屋を上勝で。

あぁーーーーーーー!!!
たった今家に出たムカデを退治し損ねた東です!!
逃したがムカデは気になりますが、
今回は昨日6月28日に開催され、まだ疲れが、
あ、いや、まだ興奮が冷めやらないホットな話題を。

寿司屋をやろうっ!


こちら、上勝町を上空から撮影した写真。(提供:Google先生)

山、山、山ですね。
私たちが暮らす町がいかに山間にあるのかが一目でわかります。
山間部で暮らす上勝町民にとって、海のお魚は昔から貴重でした。
今の時代なら技術も進歩して上勝でも新鮮なお魚を食べられますが、
美味しいお魚料理を食べに徳島市内に出ることもしばしば。

ーーーーーーーーー
ひょんなことから。
上勝の仲間たちと「寿司屋をやろう!」という話になりまして。

大将をつとめたのはこの上勝クラシカルのメンバーでもある、すがわらゆきちゃん。
お店の名前も彼女の名前を冠して「鮨 すがわら」と名付けました。
「寿司屋をやるなら、いいネタ仕入れるぜ!」という強力なサポート役に
上勝のイタリアンレストランのシェフ表原シェフが付いて、
当店のカウンターを使って一夜限りのお寿司屋さんを開店することにしたのです。

やるなら、本気の寿司を。

イベント前日からガリを手作りしたり、会場をお寿司屋さんのようにレイアウトしたり。当日は朝一からシェフが徳島の市場にネタを仕入れにいき、9時から仕込みを開始。

オール徳島県産の鮮魚を仕入れてきてくれた表原シェフ。


全部一つ一つきれいにさばいてくれました。

休むことなく仕込み、仕込み、仕込み。
そして最終のメニューが決まり、お品書きを用意し、いよいよお客様を迎えるのみとなりました。

当日メニュー。握りだけでなく、煮付けや天婦羅などサイドメニューも豊富に。

しかーーし!!
天気予報ではイベントが始まるちょうどその時に猛烈な雨が降るという予報。。。
お客様、来て下さるかしら…と不安になりながらも18:30、開店。

握り寿しは…

©Koji Ishimoto


表原シェフが丁寧に包丁を入れ、炙ったハモや


ゆっくりと煮た穴子など12種類をご用意。©Koji Ishimoto

たまたま先週末に北海道を訪れていた上勝町の隣町、勝浦町でみかん農家と宿と古本屋をやっている「あおとくる」さんが産地直送でイクラやウニ、ほたてを送ってくださったので、それもお出しすることができました。


大将と表原シェフは動画で握り方を研究し、大将にいたってはお風呂に入りながら握り方を猛特訓するなど、この日のために2トップはがんばってまいりました。


こちらのお客様は握り全てをご注文くださり、圧巻の12貫!

その他、漬け丼や

©Koji Ishimoto

大好評だったカフェ・ポールスタースタッフ手作り茶碗蒸しなど美味しい品々。

©Koji Ishimoto

いざ始まってみれば、町内外から約20名のお客様にお越しいただきましたT_T
暴風の予報にも左右されることなく…。(結果的には夜空に星が輝くほど天気はなんでもなかった)ありがたい限りです。
いかに美味しく新鮮なお寿司への期待が大きかったのかがうかがえます。
ご来店いただきました皆様、誠にありがとうございました。
お待たせすることもありましたが、優しく、お待ちいただけてありがたかったです。

21:30閉店。
何名か残ったお客様は最後カウンターに集まってきて最後の余韻を楽しんでいらっしゃいました。
お寿司への期待とともに、夜に仲間たちと集まって楽しく美味しく過ごせる場所の大事さも改めて感じました。

いやーーー。
やってみると、お寿司屋さんって大変な仕事だなぁと実感…。
でも、どれもこれも美味しかったなぁ。
カフェのカウンターが寿司カウンターになっている様子もおもしろかった。

新鮮なイベントとなりました。


お疲れ様でした!大将!シェフ!

 

最後に。
ご安心ください。無事ムカデを退治することができました( ̄^ ̄)ゞ

 

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です