便利な暮らしは幸せなのか。
2020年も上半期が終わりを迎えようとしています。早いですねぇ。
ほぼ全国で梅雨入りし、上勝町もここ最近は降ったり止んだりどんよりな日々が続いています。
私は雨よりは断然晴れが好きです。が、雨も大切なんです。という記事を以前書いたのでご覧ください。
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今日は最近ちょっともやもやしている話。
個人的な意見ですがお付き合いいただけると嬉しいです。
新型コロナウイルスの感染が広まり、人と人との関わりを出来るだけ避けるようにオンライン化が進んでいる今日この頃。
国は“新しい生活様式”なんてものも発表しました。
オンライン化が進むとこの先どうなるのだろう
私が最近もやもやしているものとは、この“オンライン化”、“新しい生活様式”などについてです。
オンライン会議、オンライン飲み会、ネットショッピング。

今や誰もがパソコンやスマートフォンを使用しているおかげで、オンラインで事を済ませられる世の中になっています。ほんっとうに便利な世の中だと思います。
今はまだ感染拡大が落ち着いていないし、これらの対策は当然だと思っています。
私自身、未だに徳島市内に外食に行ったり、買い物にいくことはなるべく控えています。
ただ、このオンライン化がこの先ずっと続くとどうなるのだろうという不安が拭いきれません。
きっとこれからもっともっとオンラインでできることは増えていくと思います。
そのうち感染拡大が落ち着いて人と人との接触も以前のように行えるようになった時にも、オンラインで済ませられることはオンラインで。となってしまうのではと思うのです。
誰かと会う時にわざわざ連絡を取り合って日にちと時間と場所を決めて、そこまで足を運んで、場所によっては移動にお金もかかるし、もちろん時間もかかる。オンラインを利用すればその移動時間やお金は節約できる。
そうなる気がするのです。
しかし、果たしてそれでいいのでしょうか?
一人で部屋でお酒を飲んでいる時、ずっと画面を見つめながら画面の中にいる友人と話をする。その人のいる空気、細かい表情、相手の飲み物や食べ物の味、それらはオンラインでは共有できないと思います。
それでいいのでしょうか。それが当たり前の世の中になるのでしょうか。
感染拡大が落ち着いても“新しい生活様式”に移行すべきだと国は言っています。
人と人との距離は2m空ける、話す時にはマスクを着用、食事をしている時にはなるべく会話をしない。
そんな人との関わり方ってどうなんでしょう。
上勝町に住んでいる人たちは飲み会や人と集まる機会が好きな人が多いです。
今はそれもなるべく自粛しています。
きっと上勝町の人たちは少しずつ落ち着いてきたら以前のように集まったりするようになるとは思うのですが…。
私も人と話をするのが好きだし、お酒を飲みながら楽しく過ごすのも好きです。
オンライン化が当たり前の世の中にならないでほしいと思っています。
自分の身は自分で守る
だいぶヒートアップしてしまいましたが、そんなことを言いながらもこの感染拡大が落ち着くまで油断はできないということもわかっています。
今でも週末にたくさんの町外の人が町内に来ているのを見ると不安になるし、自分の行動にも気をつけています。
感染拡大が落ち着いているとは思えない今も、都市部ではどんどん自粛が解除されていっています。個人的には第2波が来てもおかしくないと思います。
だからこそ、1人1人が最低限の予防対策をしながら自分自身で気をつけていくしかないですよね。
何が大切で、何を守っていかなくてはいけないのか。
それはみんなそれぞれ違うと思います。
長期間化することを覚悟で私も考えていかなくてはいけないなと思っています。

上勝町の人たちが飲み会をしたり、みんなで楽しいことをしている姿が私の大好きな上勝の姿でもあります。
本当に早く、以前のような日常が戻ってきてほしい。
心からそう思います。



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