「いんぐり、ちんぐり」聞いてくれました?
いよいよ12月がやってきました。12月に入ったと同時に一気に寒さを増した上勝町。
私の職場にはありがたいことに薪ストーブがあるので、最近は薪ストーブで幸せを感じております。薪ストーブいいですよねぇ。

さて、先週の金曜日に公開になった上勝情報ラジオ「いんぐり、ちんぐり」は聞いていただきましたでしょうか?
町内でも何人もの方に「ラジオ聞いたよー!」とお声がけいただき、感想やご意見もいただいています。
少し恥ずかしい気持ちもありますが、嬉しい気持ちの方が大きいです。
お聞きいただいたみなさん、ありがとうございます!
まだ聞いていない方はぜひ、聞いてみてください。
そして、今後の番組作りのためにアンケートにご協力をお願いします!
アンケートは以下よりご回答ください。
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次回は2月の放送を予定しています。
少しずつみなさんのご意見を番組に反映していければと思っていますので、また次回もぜひお楽しみに〜!
ラジオの話はこれくらいにして、今日は最近の出来事で私が感じたことを書かせていただきたいと思います。
先日上勝町のキャンプ場を運営している合同会社パンゲアさんにお声がけいただき、修学旅行のお手伝いをさせていただきました。
中学2年生の子たちが修学旅行の中の1つのプログラムとして、SDGs未来都市に選定されている上勝町で、上勝町の取り組みであるゼロ・ウェイストや葉っぱビジネス いろどり、そしてまちづくりのことなどを学ぶというものでした。
彼らは普段から総合学習の授業の中で、SDGsのことを学び、17項目の中から自分の興味のある分野について調べたり、その項目を達成するために自分たちにできることは何があるかなどを考えているとのこと。

ふと私が中学2年生だった頃を思い出してみました。
思い出したと同時に思い出さなければよかったと思いました笑
私が中学2年生の頃は、人生で1番荒れていた時期でした。
学校はサボるわ、お酒は飲むわ、学校の先生に喧嘩をふっかけるわ、他校の生徒に目をつけられて学校に電話はくるわ….
思い出したらキリがありません笑
あ、夜遅くにお母さんと学校に呼び出しされたこともありました。ごめんね、おかあさん笑
今回修学旅行で来ていた子どもたちはそんなに荒れているような様子の子はいなかったし、先生の言葉にちゃんと従って、わりと優等生が多いように見えました。
私が中学2年生だった頃に学校でこの取り組みがあったとしたらどうしていただろう。と考えました。
まぁきっと授業すっぽかしていたに違いないし、SDGsってなに?自分に関係ないし。とか思ってたんだろうなぁ。
この子達はそんな反発もなく真面目に取り組んでいるんだなぁと。
2日間一緒に過ごして、最終日の最後のプログラムで町民ヒアリングというものがありました。
様々な上勝町民7名に子どもたちがいろんな質問をしていくというものだったのですが、そのとき少し時間があったので、1人の男の子に「この総合学習の従業の内容ってどう?面白い?」と、聞いてみました。
するとその子は一言。
「めんどくさい」と。
なんか少しほっとした自分がいました。
私もSDGs推進委員とやらをやっているのですが、これって身近な話なのにすごく難しいんですよね。こんな未来になったらいいなっていうことは描けてもじゃあ具体的にどうしていくのかってなると….頭の中ごちゃごちゃしてくるんです。
私の年齢になると、まぁこの町に向き合えるいい機会かなと捉えてなんだかんだやっていけるのですが、これを中学2年生が考えるとなると余計難しいだろうなぁ。それこそ今まで自分の住んでいる町のことを考えることもなかっただろうし。

でも、彼らは彼らなりにもっとこう考えたらこうなるだろう、自分たちはこんなことをしたいんだけど、同じ町に住んでいる他の住民にそのことを伝えるにはどうしたらいいのかとかすごく真面目に考えていて。
今はめんどくさくても、この学びで将来やりたいことを見つける子もいるかもしれないし、なんかしらの糧にはなるだろうなぁと思いました。
私も中学生の時もっと真面目に取り組んでいれば今頃…。
いや、結果は変わらないか。
2日間久しぶりに学生と関わってみて、大人になってもいろんな経験が自分の糧となり、自分のスキルややりたいことへとつながっていく。
日々の出来事を大切に、上手に自分の中に吸収して自分ももっと成長していきたいなと思わせてくれました。
ありがとう、中学生。



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