秋祭りの季節です。が。

10月です。早いですねぇ～。

上勝町の10月といえばどこの地域でも秋祭りがあって、みんなちょっとバタバタしているそんな時期です。
でも、昨年からコロナの影響でどの地域も秋祭りを縮小しています。
以前なら盛大に打ち上げ花火があがるところがあったり、地域内をぐるっと神輿が回ったり、農村舞台で出し物をしたり、子どもも大人も混ざってだんじりを叩いたり、もちなげがあったり…地域内での一大イベントでした。
それが今では神事だけ行うとか、だんじりを普段は子どもにやってもらってるけど大人だけでやるとか、神輿は境内だけとか。

ちょっと寂しいんですよね。

私も以前は秋祭りで獅子舞をやらせてもらったり、農村舞台で漫才をやらせてもらったり、出店をやらせてもらったり、だんじりに参加させてもらったり、他の地域の秋祭りにも呼んでいただき、農村舞台でライブ演奏させてもらったり。たくさん楽しませていただきました。

だからかな。なんだかぽっかり穴が空いた気分。
仕方ないんですけどね。

でも、これが今コロナの影響で縮小していますが、1回縮小してしまうと以前のように戻るのはなかなか難しいんじゃないかなと思うんですよね。
この間にも町内の人は減少しているし、高齢化は進んでいる。
もう神事だけでいいじゃん。いろいろやるのはもう無理だよ。そういう地域も出てくると思うんですよね。
もちろんコロナが終息したら、以前のように出店も出して賑やかにやる地域もあると思いますが、なかなかそこまで準備して実行するやる気と人手がないのが現実です。

寂しいですけどね。

でも本当は町内の人たちも秋祭りはなんとしても続けたいという思いで、神事だけでも、少人数でのだんじりだけでもやり続けているんだと思います。
結局はそこにどういう想いがあるかっていうところが大事なんだとは思うんですけどね。
でもやっぱりちょっと寂しいかな。コロナが流行してからいろんな現実を突きつけられている感じがします。

秋の夜長にちょっとおセンチになってしまいました。