上勝町のDNA。
梅雨入る前のちょっと寒いくらいの風が吹く今日この頃。気持ちいいですねー。
朝起きると窓を開けて気持ちい風を受けながら二度寝…しちゃいます、てるみです。
今日はあまり考えが出来上がってないので、いいな、と思ったことをただシェアするだけになっちゃいます、すみません。
基準をつくる、話し合う。
最近頭の中をぐるぐるしていることがあって。「誰のために、何のために、『いい』んだろう?」ってことでして。
何事も目指す先が決まらないと進めないし、「いい」か「悪いか」も、何かしらの基準があって判断できることだと思うのです。
それで言うと、私は今、上勝町のために何がいいかっていうのが、結構わからなくなっていまして。
人口が増えることが、いい?
人が観光でたくさん来てくれることが、いい?
経済循環を生み出すことが、いい?
年中行事は続けて行った方が、いい?
そういうの、町内外関わらずいろんな人と考えてみたいんですけど、話し合った末に何をつくるのかも重要ですよね。
最近教えてもらったものに神奈川県真鶴市の「美の基準」というのがあります。

まちづくり条例の中にこの「美の基準」と言うのが含まれていて、土地の利用に関する取り決めのほか、暮らしに関する基準が定められています。
美しさ、の定義はバラバラです。多様であって、いいと思います。
ただ、一つ基準として持ち始めることは、指針となり、共通言語を作ることにもなっていきます。
今この、「共通」という部分の感覚が、私は上勝町で持つことが難しくなっいて、何がいいんだろ?という問いに戻っていくわけなんです。
他の例として、以前ご紹介したことがあるかもしれませんが、「デンマークのデザインDNA」というのがあります。

デンマークにおける建築やインテリアなどのデザインにおいて、何を重視するかという指標です。
この説明の中に「デンマークデザインのDNAは、もちろんデンマークデザインに固有のものではない、10の価値から構成されています。しかし、DNAの紐のようにまとめると、何がデンマークデザインをユニークにしているのかを示しています。」(翻訳サイト直訳)
とあります。一つ一つの要素が示さなくとも、要素を集めたときに「デンマークデザイン」になっているという統一性。
最近、こういったものを羨んでいるんですね。共有される価値観や考え方があるっていいな、って。
上勝町はそれがない、というよりも、あるけど整理できていない、という方に近い気はしています。
とまぁ書きつつ、これから保護者会なので、ちょっとフワフワしたままに筆を置きます。
基準って、どういう対話をもとに、誰と作るべきなんでしょうね。(うーむ)



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