上勝での暮らしの情報が得られるグループ「上勝ネットワーク」とは。

秋が一気にやってきました。
気温はグンと下がり、過ごしやすいような、肌寒いような。
今日は薄手の長袖を着ていた東です。

気温だけが四季の移ろいを知らせるものではなく。視覚から秋を感じた写真がこちら!

「日本棚田百選」にも選ばれている樫原という地区の棚田。まだ青さがあるけれど、少しずつ、稲穂が黄色く色づいてきていることがわかります。今日は雨だったから、白い霧がまた美しく、棚田の鮮やかさを際立たせているように見えました。

この写真、私が撮ったものではございません。

本日お昼頃に町内でお仕事をされていた方が撮影し、「上勝ネットワーク」というLINEグループに投稿したものです。(掲載の許可をいただいて、掲載しています。)
今日は上勝町の生活に必要な「情報」について。

田舎の情報は、これまで関係性が全てだった。

このLINEグループができたのは今年2月。
町役場で移住コーディネーターとして働くヤスダさん。彼女が「上勝町SDGs推進委員会」のメンバーとして参加し、その中で「マイプロジェクト」として提案したのがこの情報交換でした。
追記:ご本人に聞いたところ「自ら情報を得に行かなくとも最新情報が手元に入るシステムが欲しい!LINEグループならすぐできる!」との思いで始めたとのこと。
町が主催した「かみかつ井戸端会議(移住者交流会)」をきっかけに試験運用。その後、本格的な運用が始まりました。

運用といっても、基本的には町内で暮らす人たちの情報交換の場。
「ちょっと誰かに知らせたい、もしくは、誰かに聞きたい。」ことを気軽に投稿できるグループです。
上勝で暮らす中での知恵と言いますか、知って得したり、不安を解消してくれたりする場だと、私は思っています。現在78名が参加をしていて、町民のおよそ18%が利用している状況です。(ちなみに、中岡商店さんという町内商店のLINEグループは130名ほどが参加しています…!こちらも大好評。)

得られる情報としては実に様々です。

・町内事業所もしくは個人が開催するイベント情報
・通行止めや悪天候の各地区の道路情報
・産直市の商品情報
・移住した方のハロー!的な自己紹介
・おすすめの病院情報
・季節のおすすめスポットやリアルタイム写真(桜の開花、棚田の様子など)
・「こんな物、○○を作ってる農家さん探してます」といった質問と回答
・町内にやってくる移動販売車の情報
・「くるくる」情報(まだ使えるけど、いる人いない?)
・蜂の巣撃退方法
・アルバイト募集

などなど…。

いくつか例を見てみましょう。

今年の2月17日、大雪が降りました。
奥の地域(もしくは徳島市内よりの地域)の路面状態はどうだろう?そんな不安を抱えながら出勤した方もいることでしょう。そんな時に、各地区に住んでいる方がそれぞれの状況をリアルタイムで共有してくれました。雪や路面状況を確認した上で心づもりして行けるのと、不安なままで行くのでは気持ちが違いますよね。

その他、冒頭の棚田の写真については、下記のようなやりとりが。みんなレスポンス早い!

そして、最近私が一番食いついた情報がこちら。
「ピザ、隣町で買えるよ。」 …我慢しきれず、隣町まで車を走らせました!!!

これまでこういった情報は「誰と深く繋がっているか」が非常に重要でした。常日頃からの関係性があった上で得られる情報。困ったことがあったら、すぐに聞ける人がいるというのは重要であり、情報は生命線。だからこそ、移住して間もない方や、地域との繋がりがあまりない人にとっては「誰に聞いていいか分からない」という状態があって、それはとても怖いことであったように思います。

ネットが普及し、回覧板や寄り合いに出て情報を共有する時代から、即座に情報のやり取りできるようになったことで、誰にでも同時に平等に情報が行き渡る仕組みは素晴らしいと思います。一方で、高齢者に届きづらい、情報が得られるからといって、地域の寄り合いやボランティアでリアルに繋がるのも重要など、まだ課題や試行錯誤は必要ですが、個人的にはとても有難いと思っています。

今回は上勝ネットワークをご紹介しましたが、上勝町の公式LINEは町内放送の内容が文章で送られてくるので、こちらも大変便利です。聴き逃したり、なんて言っているのか分からない(ディスってる訳じゃなくて、時々本当に聞こえない周波があるんです、ごめんなさい!)時など、文字で確認できるので安心です。

最後に、先述した井戸端会議ですが、第2回目が10月6日に開催されるようなのでお知らせして終わります。

日時:令和4年10月6日(木)18:30~20:30
場所:上勝町コミュニティセンター2階ホール
くわしくは上勝広報をご覧ください!

この上勝クラシカルも「情報」を扱うもの。
私たちがこの活動を始めた時にはなかったサービスができたり、人がいたり、様々な変化があります。
リアルタイムではないかもしれないけれど、アーカイブという意味も持ちつつ日々を綴るのがクラシカル?
そんな、クラシカルの今後についても考えた本日の記事でした。

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